みらい動物病院 医院長ブログ

日々の生活や、ペットの健康の豆知識などお届けします。 滋賀県大津市を中心に診察している動物病院。夜間診療・往診ご相談ください。 トリミング施設、ペットホテルも併設しております。専用駐車場有。

2014年05月

こんにちは。
大津市のみらい動物病院です。

暖かくなり、狂犬病予防接種やフィラリア予防、ノミ・マダニ対策で来院の方が増えています。
曜日や時間によっては、長時間お待ちいただく事になっており申し訳ありません。

混雑していても、一件一件丁寧な診療を心掛けておりますので、御了承下さい。


さて、本日は、最近立て続けに呼吸困難の子が来院されていますので、 関連したお話を少し。


咳や呼吸が荒いなど、呼吸器疾患を疑う場合は胸部レントゲンを撮る事が多いです。
重症度や現在の状態によっては、レントゲン撮影が負担になるのですぐには撮らない場合もあります。

胸部だけでなく、腹部や骨などの骨格の場合もそうなのですが、撮影したレントゲン写真を見て診断する(読影と言います)時のポイントって何だと思います?


私の場合は、、、


「ん?何かおかしい??」

と感じる、「直感」が非常に重要だと考えています。

胡散臭いなぁ!
と思われるかもしれませんが、本当に大事なのです。

なぜなら
「ん?何かおかしい??」
と、感じるという事は、「おかしくない画像」がしっかり頭に叩き込まれているからなのです

何千枚・何万枚という数のレントゲンを写真を見てきて、正常な写真をしっかり覚えているからこそ、
「違和感」を感じ取ることが出来るのです。


もちろん、
「ん?何かおかしい??」
だけで終わりませんよ(笑)


おかしいと感じた部分が、なぜおかしく感じるのかを詳しく見ていくことで原因を追求していきます。


では、この直感を少し体感していただきますね。



レントゲンは硬いもの(密度の高いもの)は白く柔らかいもの(密度の低いもの)は、黒く写ります。
要するに、骨や臓器は白くガスや空気(肺など)は黒く写ります。
これを踏まえた上で、まずは下の正常な胸部レントゲン写真をご覧下さい。

正常レントゲン

normal

normal説明

臓器である心臓は白く、空気で充満されている気管や肺は黒く写ります。
肺の一部分が白く写るのは、血管が写っているためです。

この正常写真で、濃淡や各臓器の大きさ、位置関係をしっかりと頭に入れていきます。



では、次の写真をご覧下さい。
レントゲン写真A
zenyou

 正常写真と比べて、何か違和感がないですか?どこが異常かは最後に書きますね!



次の写真はどうですか?
レントゲン写真B
kouyoukage
どうですか?
違和感ありますか?

 

最後はこれです。
レントゲン写真C
shinhidai
どうでしょう?
違和感は感じますか?


それでは正解の発表です!
写真A:肺の前の方(頭側)が白い
写真B:肺の後ろの方(尾側)が白い
写真C:心臓が大きい

どうでしたか?
「ん?何かおかしい??」が、実感していただけましたでしょうか?


読影できるようになれば非常に重宝するレントゲンですが、レントゲン写真だけでは診断はつきません。
どういうことかと言いますと、


肺が白いからと言って、肺炎なのか肺腫瘍なのか肺水腫(肺に水が溜まった状態)なのか、それとも肺での出血なのかなどを判別する事はできません。
同様に、心臓が大きいからと言って、心臓病なのか心臓の腫瘍なのかというような事を判別する事は出来ないのです。


では、どのようにして診断していくのか?


診断するにあたり重要なのは、主訴(経過など飼い主様から聞きとった話)と、今現在出ている症状、そしてレントゲンを含めた検査結果を総合的に判断して、診断をくだしていくのです。

レントゲンを見ただけで、「肺炎です」などのように断定することは出来ないのです


当院ではこのように、診断をくだすにあたって必要な検査を、何の為に必要なのかを飼い主様に説明し、同意を頂いた上で実施しています。意味のない検査は一切行いません。

治療はしているがなかなかすっきりしないなど、ご不安・ご不明な事がございましたら、お気軽にご相談くださいね。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
みらい動物病院は、病気の治療・予防だけでなく、 ペットが日々健康に暮らせるための食事指導やしつけ・マナー、お手入れ方法の指導、動物を通じての子供教育など、ペットとペットオーナーそして地域の方々と共に、ペットと暮らしやすい大津市のみらい(未来)を作っていきたいと考えます。

アットホームで話しやすい、ペットオーナー様が参加出来る、オープンな診療を心掛けております。どんな事でもお気軽にご相談下さい。

»みらい動物病院ホームページ
»みらい動物病院facebookページ

休診日;木曜日、日・祝午後
診察時間:午前9時~12時 午後4時~7時30分
夜間・緊急は随時受付


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こんにちは。
大津市のみらい動物病院です。

さて、当院ではワンちゃん・ネコちゃんの特別療法食(処方食)やプレミアムフードのご提供を行っております。
可能な限り、在庫はご用意しておりますが、在庫がない場合は取り寄せになるため1日~3日ほどお時間を頂く場合がございます。

事前にお電話を頂ければ取り寄せは可能なのですが、お仕事の都合などで、

「診察時間内に連絡する事が難しい 」

との、お声も頂いております。


そこで当院飼い主様限定でアクセス頂けるサイトを作成いたしました。

時間帯を気にせずフードの注文が可能となったり、飼い主様とコミュニケーションを取れる個別の連絡板(現在準備中) など様々なコンテンツを企画しておりますのでご期待下さい。


患者様専用サイトのご利用には、カルテ番号・メールアドレス の登録が必要となります。
スマートホンからの登録やアクセスも可能です!

登録方法は以下をご参考下さい。



1.みらい動物病院ホームページにアクセス 
トップページの右下にある「患者様専用サイト」のバナーをクリック 
 
案内1
 スマホの場合は、トップページの当院案内地図の下にあります。




2.「登録はこちら」と書いてある水色のバナーをクリック

案内2




3.ニックネームは何でも結構です。
診察券番号は、ハイフンがある場合はハイフンより前の4桁をご記入ください。
(例)診察券番号9999や9999-01なら「9999」と入力


案内3




4.会員規約にご同意頂ければ、チェックを入れて、「登録」の水色バナーをクリック

案内4


以上で登録は完了です。

登録の方法やサイトの利用方法など、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

»お問い合わせはこちらから





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アットホームで話しやすい、ペットオーナー様が参加出来る、オープンな診療を心掛けております。どんな事でもお気軽にご相談下さい。

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夜間・緊急は随時受付













 

こんにちは。
大津市のみらい動物病院です。

GW真っ只中ですね。
あぁ、出かけたい(笑)
当院は、GW中も通常通り診療しておりますので、何かございましたらご連絡ください。



さて、意味深なタイトルですが、4月に入った頃から飼い主様から何度も聞かれたお話です。



当院周辺地域は、ノミ・マダニが多く生息しており、お散歩へ行くワンちゃん・外出するネコちゃんを飼っておられる方は、1度はご覧になったことがあるのではないでしょうか?



ノミ・マダニは、吸血し動物に痒みや痛みなどの不快感を与えるだけでなく、さまざまな伝染病を媒介します。
昨年から問題になっている重症熱性血小板減少症候群 (SFTS) もマダニが媒介する病気です。


このノミやマダニですが、ご存知の方も多いとは思いますが、何と、、、、、、、、、、






予防が出来るのです!!



正確には、動物病院で処方されたお薬なら予防できます
ホームセンターなどで販売されているものは、10%未満の予防率とも言われていますので、もはや予防薬ではないですよね・・・


しかし、ここ最近、
「動物病院で処方されているノミ・ダニ予防薬をつけているのに、ダニがついていた」

というお話を、数回お聞ききました。


今までも、動物病院で処方されたノミ・ダニ予防薬をつけていてもマダニが付いていたという話は何度か聞いています。
しかし、吸血する前に落ちてしまっているので、問題はありませんでした。 

今回は、吸血し丸々太ったマダニが付いていたということなので、
色々と調べた結果、


☆薬剤耐性マダニ☆


というものが発生している可能性が考えられました。

ヒトの病院で、院内感染のニュースなどでMRSAなどの「薬剤耐性菌」という言葉を耳にされたことはあると思います。これは抗生物質が効かない菌ということです。

同様に、薬剤耐性マダニとは、ノミ・マダニ予防薬が効かないマダニということなのです。



対策は、1つだけあります。
それは、、、




新しい種類の薬を使う


と、いうことです。


耐性は、長期間(10年以上かけて)同じ薬に晒されることで獲得していくものです。
そして、耐性遺伝子を持ったマダニが生き残り、増殖していくことで、地域に耐性マダニが広がっていくと考えられます。

ですので、今まで使われていなかった種類の薬を使えば、少なくともマダニが耐性を獲得するまでの期間(目安として10年以上)は、お薬が効かないということはないのです。


幸いにも、最近はノミ・マダニ予防が出来る様々な新薬が発売されております。
特に当院では、「飲むタイプ」のノミ・ダニ予防薬をオススメしております。


・毛に付着して薬がうまう吸収されない
・何度もシャンプーをすると効果が薄れる
・薬を付けた後ベタつくのでしばらくスキンシップを取れない
・多頭飼育なので薬を付けたところを他の子が舐めてしまう


などの、スポット剤での弱点を克服できます。
もちろん、今までのスポット剤でマダニが付かずに予防できている子でも、「飲むタイプ」への
変更は可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

»お問い合わせはこちらから




また、耐性マダニが出ている可能性のある地域に関しては、来院時にお尋ねください。

それでは、楽しいGWをお過ごしくださいね!

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みらい動物病院は、病気の治療・予防だけでなく、 ペットが日々健康に暮らせるための食事指導やしつけ・マナー、お手入れ方法の指導、動物を通じての子供教育など、ペットとペットオーナーそして地域の方々と共に、ペットと暮らしやすい大津市のみらい(未来)を作っていきたいと考えます。

アットホームで話しやすい、ペットオーナー様が参加出来る、オープンな診療を心掛けております。どんな事でもお気軽にご相談下さい。

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夜間・緊急は随時受付




 

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