こんにちはヽ(^0^)ノ

天気予報の『今年一番の寒波襲来』という言葉を、いい加減信用できなくなってきた院長です。
しかし、立春も過ぎ、三寒四温ながらも少しずつ春に近づいてきているのでしょうね。 

さて、本日は、中高齢のワンちゃんやネコちゃんを飼っておられる飼い主様からよく相談される、
【お口の汚れと口臭】に関してです。


まず最初に、ワンちゃんやネコちゃんの歯が茶色くなっている場合、多くの場合は
『虫歯』ではなく『歯石』です。


ワンちゃんやネコちゃんで『虫歯』を見ることは滅多にありません。 
口腔内のPHがアルカリ性(虫歯菌は酸性で増殖)、唾液中にデンプンを糖に変える酵素(アミラーゼ)が少ない、
など、虫歯になりにくい様々な要因があるのです。

虫歯にならないのであれば『お口のトラブル』もないのでは??
と、思いがちですが、やっかいなのが先ほど挙げました【歯石】です。

【歯石】は、食べ物のカスとばい菌(細菌)の塊であり、放っておくと、
・歯周病
・口臭
・心臓病

などの原因となり、痛みでごはんが食べられなくなったり、最悪の場合、死に至ることもあるのです。


そこで大切なのが日々の歯磨きです。
しかし、人間と違い動物の場合はなかなか歯磨きもさせてくれない子が多いですよね。
そんな子達には、口の中にスプレーするだけで歯石の予防になるタイプなどをおすすめしています。


それでも歯石が付着してしまった場合、全身麻酔をかけて超音波スケーラーという特殊な機械(歯医者さんで『キィィーン』と鳴っているアレです)を使用し、歯の表面に付着した歯石を取ってしまう必要があります。

一般的な歯科処置としては、超音波スケーラーを用いた歯石除去で終了なのですが、当院で行っている歯科処置はそこで終わりません。

1.超音波スケーラーを用いて歯の表面の歯石を除去

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2.超音波スケーラーで目に見えないほどの細かな傷がついた歯の表面をツルツルにする
→ポリッシングと言います。この処置をする事で新たな歯石が付きにくいようにする大切な処置です。
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3.歯周ポケット内殺菌及び蒸散
→半導体レーザーと呼ばれる装置を用いて、超音波スケーラーでは届きにくい歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)内を殺菌する事で、歯周病による痛みを軽減します。さらに、『蒸散』という手技を行う事で、歯周ポケットを埋めていき、歯周ポケットに溜まる歯石を減らします。
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模式図

 
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実際に処置しているところ




実際にこの3つの手順をで歯科処置を行った飼い主様からは、

『以前に行った歯石除去よりも格段に歯石がつく量が減った』
『口臭がなくなって今まで以上にスキンシップを取れるようになった』 
と、いうような喜びの声を頂いております。


もちろん、このような処置をしっかり行っても、処置後のケア(歯磨きやスプレーなど)を行わなければ歯石はついてきますのでご注意くださいね。

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