みなさんこんばんわ

今日は開院後初めての休診日です。
休診日と言っても、開院からの2日間でいろいろと課題も見えてきたため、
病院業務に追われています(笑)

その追われている業務の1つが、『フィラリア検査』についてです。



この2日間で、
ペットオーナー様から受けた質問で多かったものに、
「フィラリアのお薬を飲む前に検査がいるのですか?」
と、いうものです。

聞かれた方には、その都度説明をさせていただいていますが、

当院では、犬フィラリア症予防薬をお出しする前に、
フィラリア抗原検査及びミクロフィラリア(幼虫)検査を実施しております。


フィラリア症予防薬は、薬事法におきまして、「要指示薬品」に指定されており、以下の決められた手順

・獣医師による処方
・獣医師による投薬前の検査

を踏まなければお出しできない制限事項というものが定められています。

これらの法律を犯しますと、
300万円以下の罰金が科せられる事があります。

また、罰則はありませんが、「日本犬糸状虫(フィラリア)症研究会ガイドライン」でも、投薬前には毎年検査をするべきと、書かれています。


能書抜粋














前年度予防が不十分であった場合(予防期間が短かった・投薬し忘れた・ワンちゃんの体調が悪く薬剤を吸収出来なかった・最終投薬後に蚊に刺されたなど)、予防をしていたつもりでも、フィラリアに感染してしまっている恐れがあります。

もし前年度にフィラリアに感染した状態で、予防薬を投薬すると、一度に大量のミクロフィラリア(幼虫)が駆除され、その死骸に体が過剰に反応してショックを起こし、最悪の場合死に至ることがあります。

投与前検査により、フィラリア感染が確認出来た場合にも、フィラリア予防薬を投薬はするのですが、
通常の用量で投薬すると、前述のようにショックが起きる可能性がありますので、獣医師が用量を調節して処方いたします。

・法律・ガイドラインの遵守
・投薬による悲しい事故を防ぐ


この2点は、フィラリア予防に関する当院のポリシーですので、ご理解・ご了承宜しくお願いいたします。