こんにちは。
大津市のみらい動物病院です。

今日は、先日話題になりましたペット保険に関して、個人的見解を書きたいと思います。


突然ですが、我々獣医師が、日々の診療を行うにあたって一番大変な事は何だと思いますか?


・動物は人間語を話せないこと?
・色々な種類の動物を診ないといけないこと?

いえいえ、こんな事は大変よりもむしろ楽しいのですよ

動物が人間語を話せない分、飼い主さんと動物としっかりコミュニケーションをとりながら診察できますし、
色々な動物が来るからこそ、勉強するモチベーションも上がるし、何より色んな動物と触れ合えて楽しいですし(笑)

私にとって一番大変な事は、『常に診療に掛かる費用を気にしなくてはならない』ことです。

『この薬を使えれば・・・』、『手術を行えば・・・』

など、治療費が掛かるため、効果が期待出来る治療法を諦めなければならない事があります。


ご存知の通り、動物病院はヒトの病院のように公的な保険がない為、どうしても診療費は高くなりがちです。
ただ、動物病院がぼったくっているわけではなく(笑)、ヒトのように3割負担で考えると、同等もしくは安価な価格設定をしている動物病院がほとんどです。

とは、言うものの、実際には現状10割負担なので、どうしても高く感じてしまうのです。


このような経緯から、2000年にペット保険を取り扱う会社が日本国内で初めて設立されました。


しかし、当時はまだまだ『ペットは家族』という考えは今ほど浸透しておらず、また、民間会社が取り扱う保険である為、保険料もバカにならないという事で、あまり加入者は多くありませんでした。

現在でも、地域差はあるものの、ペット保険加入者は20%~30%という状況です。


よく飼い主さんから、
『ペット保険は入った方がいいの?』

と、聞かれます。

もちろん、加入をしてもらえば確実に治療の幅は広がりますが、我々獣医師は代理店ではないため、加入を促す事は法律で禁止されています。

また、ワクチンやフィラリアなどの予防には保険は適用されないので、若齢のうちはもとは取れない可能性もある為、やはり最終判断は飼い主さんに委ねる事になります。


加入は検討しているが、保険料がネックになり躊躇われている方に、私は次のように言うことがあります。

『○○ちゃんの為に、毎月積立をしてあげて下さい』

こうすれば、もし病気になった時の治療費の足しにもなりますし、一緒に旅行に行く時の費用にだってなります。
もちろん積み立てたお金でペット保険に加入することだって可能です。

ただ、将来的にペット保険への加入をご検討の場合は、加入条件というものがありますので、
そこをしっかりと確認しておいてくださいね。




ペット保険は獣医師に勧められて加入するものではなく、飼い主様に判断していただいで決定してもらうものです。
もちろん、この犬種・猫種にはこのような病気やケガがどれぐらいの年齢でどれぐらいの割合で起きる事が多いか?
など、専門的な事はご相談いただければ分かる範囲内でお答えさせていただきます。


P.S以前、ある雑誌でペット保険に関する記事を執筆しました。今読み返してみると、良い事言ってる!自分!(笑) 機会があればまた紹介しますね。




以上、ペット保険に関する私の個人的な考えです(まとまってませんけど(笑))。


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みらい動物病院は、病気の治療・予防だけでなく、 ペットが日々健康に暮らせるための食事指導やしつけ・マナー、お手入れ方法の指導、動物を通じての子供教育など、ペットとペットオーナーそして地域の方々と共に、ペットと暮らしやすい大津市のみらい(未来)を作っていきたいと考えます。

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