さて、本日のテーマは、ワンちゃんやネコちゃんの来院理由として最多と言っても過言ではない
『下痢や嘔吐』についてです。

飼い主さまとお話をしていると、
『動物病院へ連れて行くほどでもないかな・・・』
と、思われていて、重症化してしまったケースなども多いので、取り上げてみました。

動物病院へ連れて行く判断基準のお助けになればと思っています。



皆さんは、おうちの子が下痢や嘔吐をしている時、どのように対応されていますか?

○1食抜いてみる?

○おうちにあった人間用のビ〇フェルミンを飲ませてみる?

○よく下痢や嘔吐はするので、2~3日様子を見てみる?



食べ物が原因で起こる軽い胃腸炎と呼ばれるものであれば、そういった対応で問題ないかもしれません。
しかし、『下痢や嘔吐』が、重篤な病気の1つの症状に過ぎないということもよくあります。

おうちの子が『下痢や嘔吐』をしている場合は、次の項目をチェックしてみてください。


1.何日続いているのか?

2.下痢・嘔吐と飲食は関係しているのか?

3.吐いたもの・下痢便の色はどうか?

4.食欲はあるのか?


では、1つずつ解説をしていきますね。


1.何日続いているのか?

月に1~2回、下痢や嘔吐をする事は、健康な子でも見られることがあります。
そのような場合は、1~2食抜くと、改善方向へと向かうことが多いです。

しかし、2~3日続いているとなると、それは明らかに異常です。
早めに動物病院を受診される事をおすすめします。


2.下痢・嘔吐と飲食は関係しているのか?
これは、かなり重要です。
飲食直後(30分以内)の嘔吐は、飲食したものが原因となって体内で何かしらの異常を引き起こしている可能性があります。

逆に、食べた直後でないのに、飲食物がそのまま出てくるのであれば腸の動きや消化機能に問題があるかもしれません。

また、普段と違う飲食物や、消化できないような物(おもちゃ、衣類、紙、ビニール、プラスチックなど)を口にした後に下痢や嘔吐が見られれば、早急に動物病院を受診するようにして下さい。

ちなみに、胃の中が気持ち悪いとき、ワンちゃんやネコちゃんは、『草を食べる』ことが多いです。
毎日のように草を食べている場合は、一度食事を見直した方が良いかもしれません。


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3.吐いたもの・下痢便の色はどうか?
吐しゃ物や便にが混じっている、便が黒いなどがあれば、早急に動物病院へ!
幼弱動物であれば、特に危険です。



4.食欲はあるのか?
最重要チェックポイントです。
動物は『死ぬ』という事をしりません。
その為、『生きる』為には『食べなければならない』という事を、本能的に分かっています。
それなのに、『食べない(食べられない)』という事は、体の中で食べられない原因となるような異変が起こっている可能性があります。

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特に、普段は『食べること』が大好きな子であれば、お早めに動物病院へ行かれることをおすすめします。



いかがでしたか?
動物病院へ行く判断基準になりましたでしょうか?


おおよその費用ですが、
脱水を補う皮下補液に、必要なお薬を入れるなどの処置で、2000円~4000円ほどです。
場合によっては、血液検査やレントゲン検査も必要となる可能性はあります。





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