みらい動物病院 医院長ブログ

日々の生活や、ペットの健康の豆知識などお届けします。 滋賀県大津市を中心に診察している動物病院。夜間診療・往診ご相談ください。 トリミング施設、ペットホテルも併設しております。専用駐車場有。

カテゴリ: その他

こんばんわ。
滋賀県のみらい動物病院です。

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かなりのご無沙汰ですね・・・
申し訳ございません。実はこの記事も、ハロウィンで世間が盛り上がってる頃に書き始めました(苦笑)

リンパ腫で闘病中のチャチャについての記事も止まっていて申し訳ありません。
皆様、意外と(笑)このブログをご覧頂いているようで、飼い主様からもご心配の声をいただいております。

現状、25週に渡る抗癌剤プロトコールを終え、元気に暮らしております。
数週間の命かもしれない・・・
と、絶望していた2月からは想像できないぐらい、よく食べ、よく遊び 、元気にしております。
改めて、治療経過を記載していき、【高悪性度消化器型リンパ腫】と闘う、ネコちゃんそして飼い主様の
励みになればと思います。


さて、本日は、違う話題です。。 
当院に来院される方は、外科・内科・整形外科・循環器科・泌尿器科など様々な分野にわたりますが、
その中でも比較的多いのが、皮膚科のセカンド・サードオピニオンです。


適確な検査・診断・治療を行うことにより、当院に来られた多くの皮膚病の子らを持つ飼い主様からは、

『痒みが治まって夜も寝られるようになった』
『何年も生えてこなかった毛が生えてきた』
『皮膚病が良くなると犬も見違えるように活気が出てきた』

など、多くのお喜びの声をいただいております。


ところが、適確な検査・診断をくだすことは出来ても、治療経過が思わしくないもしくは、一生薬を飲み続けないと
維持できないという子たちもいます。

そんな治療の難しい病気の一つに、『アレルギー性皮膚炎』があります。
『アレルギー性皮膚炎』と言っても、蕁麻疹のような一時的なものから、重度のアトピー性皮膚炎まで、
症状や重症度は様々です。

『アレルギー性皮膚炎』の主な治療法は、
・可能な限りアレルギーの原因物質(アレルゲン)との接触を避ける
・抗ヒスタミン剤によるアレルギー反応の予防
・ステロイドのような消炎剤や、過剰な免疫反応を抑える免疫抑制剤を使用

更に当院オリジナルのスキンケア療法を組み合わせることで、投薬量を減らしたり、重症化しないように
ケアをしていきます。


この方法で、症状は緩和され、ワンちゃんたちはだいぶ楽にはなるのですが、
薬を完全にやめることは出来ないのです。



では、人間の場合はどうなのか?


アレルギーの一つである花粉症で考えてみると、実に様々な治療が行われています。
ワンちゃんと同じように抗ヒスタミン剤が主流ではあるものの、体質を変えてしまって、
アレルゲンをアレルゲンとして体が認識しないようにしてしまう治療方法というものもかなり広まってきています。


その治療法が、【減感作療法】です。


メカニズムを簡単に説明しますと、

1.アレルゲンをごく少量から体に入れていく
2.すこしずつ体に入れるアレルゲンの量を増やしていく
3.アレルゲンに対し体が慣れてしまいアレルギー反応が起きなくなる

たったのこれだけです。


この治療がワンちゃんでも出来るのです。
実は、当院でも以前から減感作療法自体は実施しております。
しかし、対象となるアレルゲンは、【コナヒョウヒダニ】と呼ばれる、いわゆるハウスダストのみでした。
しかも、週に1回の注射を5回~6回続けていただく必要があります。

もちろん、劇的に効果の出る子もいるですが、アレルギーの原因物質が【コナヒョウヒダニ】だけでない子などは、治療結果はあまり思わしくないこともあります。

今回、当院で導入を開始したものは、『舌下免疫療法』というもので、
簡単に言いいますと、注射を打つことなく、おうちで減感作療法を実施できるというものです。
しかも、注射で行う減感作療法のように、『コナヒョウヒダニ』だけを対象としておらず、
『細菌』、『カビ』、『植物』など、多くのアレルゲンに対応することができ、また、複数のアレルゲンを
同時に治療できる
のです。


しかし、いくつか問題点もあります。

1.食物アレルギーには非対応
2.アレルギーが原因の皮膚病だと確定診断が必要(その他の皮膚病を除外)
3.オーダーメイドでお薬を作成する為、治療開始までに時間を要する
4.治療期間は数ヶ月~1年程度(即効性がある治療方法ではない)

海外では、以前から実施されており、有効率は60%ほどではありますが、アレルギー性皮膚炎が
治る可能性のある唯一の方法
だと言えます。

繰り返す皮膚疾患や難治性皮膚疾患をお持ちのワンちゃんには、一度ご来院頂くことをオススメします。
尚、皮膚科のセカンドオピニオンをご希望の際は、必ずご予約を願います。
初回は、診療に最低1時間はかけてじっくりと説明します。
その為、通常診療時間内にお越しの場合は、他の患者様の診療を間に挟ませて頂くため、数時間かかりますので、ご了承願います。

※セカンドオピニオンで舌下免疫療法をご希望の場合も、診察をさせていただき、アレルギー性皮膚炎の
治療が必要と判断した場合のみ適用とさせていただきます。


 
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みらい動物病院は、病気の治療・予防だけでなく、 ペットが日々健康に暮らせるための食事指導やしつけ・マナー、お手入れ方法の指導、動物を通じての子供教育など、ペットとペットオーナーそして地域の方々と共に、ペットと暮らしやすい大津市のみらい(未来)を作っていきたいと考えます。

アットホームで話しやすい、ペットオーナー様が参加出来る、オープンな診療を心掛けております。どんな事でもお気軽にご相談下さい。

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休診日;木曜日、日・祝午後
診察時間:午前9時~12時 午後4時~7時30分
夜間・緊急は随時受付

こんばんわ!
大津市のみらい動物病院です。

9月20日~26日の動物愛護週間に合わせて、今年も
しが動物フェスティバルが、
竜王町のドラゴンハットで開催されます。

模擬動物病院(動物病院のお仕事体験)や、イベントなどなかなか楽しい企画となっておりますので、
お時間ございます方はご家族で是非お越し下さい。

しが動物フェスティバル詳細 


院長はこのフェスティバルの実行委員をしておりますので、会議などで9月は臨時休診や診療時間の変更がございます。

kyuusinn

ご迷惑をお掛けしますが、ご協力宜しくお願い致します。

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『ステロイドを使うのは抵抗が・・・』
 
日々診療を行っているとこんな声をよく耳にします。

では、
「ステロイド」とはどのようなものかご存知でしょうか?
 
副作用とはどのようなものがあると思いますか?


動物病院で処方されるステロイドとは、多くの場合、『プレドニゾロン』と呼ばれる
副腎皮質ホルモンの事を指します。

副腎皮質ホルモンは、副腎という臓器でコレステロールから合成されるホルモンです。
生体内で合成されるものですので、外からお薬として使用する場合は、当然様々な作用が出てきます。 

副作用とは、
医薬品の使用に伴って生じた治療目的に沿わない作用全般を指します。
 
つまり、目的によってはその作用が主作用(目的とする作用)であったり副作用であるわけなのです。
と、言うことは、ステロイドの起こしうる作用を知っていれば、自ずと副作用も見えてくるという事ですね。

では、ステロイドの作用にはどのようなものがあるのかを説明し、それぞれの作用に対し、問題となりうる点を挙げていきますね。

1.糖代謝に対する作用
肝臓で、アミノ酸(タンパク質が分解されたもの)からブドウ糖を合成(糖新生と言います)します。
『脳』がエネルギーとして利用できるのは『ブドウ糖』のみです(正確にはケトン体という物質も利用できますが)。
その為、糖分を摂取できないような緊急時には特にに重要な作用なのです。

【問題点】
血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が上昇する為、糖尿病を発症するリスクが上がります。
また、『肝臓』で、ブドウ糖を合成するので、『肝臓』に負担がかかる為、肝臓の悪い子では使用を控えます。 


2.タンパク質代謝に対する作用
タンパク質(筋肉)を分解し、アミノ酸の産生を促進します。産生されたアミノ酸は1.の経路でブドウ糖へと変わります。

【問題点】
筋肉が痩せてきたり、皮膚が薄くなる(皮膚もタンパク質です)という症状が見られます。
クッシング症候群という副腎皮質ホルモンが過剰に出てしまう病気でよく見られます。 

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3.脂質代謝に対する作用
脂肪組織に作用し、脂肪の分解を促進。一部組織では脂肪の合成が促進します。

【問題点】
動物ではあまり顕著ではありませんが、四肢の脂肪が減ってきたり、顔の脂肪が増えてくる(ムーンフェイス)が見られることがあります。


4.抗炎症作用
炎症とは、熱感・疼痛・腫脹・それに伴う機能障害の事を指し、ステロイドはこの炎症反応を抑制します。

【問題点】
この作用は副作用として取られる事はあまりありませんが、この作用を目的としてステロイドを乱用する事で、副作用の発現に繋がる事があります。


5.免疫抑制作用
免疫とは、体を守る為に生体が持つシステムの事であり、一部の病気では、過剰な免疫反応が起こること(膠原病アレルギーなど)で、体に害を及ぼします。
ステロイドはこの免疫システムを抑制する働きがあります。
比較的高用量で使用することで免疫抑制作用を発揮します。

【問題点】
この作用はステロイドの持つ非常に優れた作用なのですが、感染症(ウイルス・細菌・寄生虫・真菌など)をもつ子に使用すると、時に重篤な症状を引き起こしたり、治りが悪くなったりする事があります。


6.利尿作用
抗利尿ホルモン(体内に水分を保持するホルモン)の働きを抑制することで尿量が増えます。

【問題点】
ステロイド使用時に、最も頻繁に見られる作用です。投薬を中止すればすぐにおさまるので心配はないですが、
尿を漏らすほど大量に尿をしてしまう子もいるので、注意が必要です。


7.骨・軟骨に対する作用
腸管や腎臓からのカルシウムの吸収を抑制します。
また、骨芽細胞(骨を作る素となる細胞)の増殖や分裂を抑制します。

【問題点】
成長期や骨折後など、骨芽細胞が活発化している時の使用は極力控えたほうが良いと考えられます。
動物ではあまり報告はされていませんが、人間の場合、骨粗鬆症のリスク因子とも言われています。



このようにステロイドには様々な作用があり、使い方を間違えなければ非常に優秀なお薬なのですが、使い方を間違える(乱用する)と、非常に危険なお薬になってしまう、諸刃の剣のようなお薬なのです。


ステロイドのリスクを回避するためには、
『何の目的で処方されているのか?』
を、飼い主さんが理解をし、惰性で使用し続けることは避けるべきだと思われます。


当院では、自己免疫疾患アレルギー、一部の腫瘍への免疫抑制作用と、椎間板ヘルニアなどの感染症を伴わない炎症性疾患への抗炎症作用を期待しての処方以外には基本的にステロイドは使用しません。

逆に考えると、これらの病気にはステロイドが欠かせないため、『ステロイド=悪者』という条件反射があると、良くなる病気も良くならないという可能性もありますので、ご注意くださいね。



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こんにちはヽ(^0^)ノ
大津市のみらい動物病院です。

フィラリア予防、狂犬病予防接種、ノミ・マダニ対策など、4月・5月は特に忙しく、ブログの更新が
滞ってしまい申し訳ありませんでした。

ピークは過ぎたので、また少しずつ更新していきますね。

さて、本日は、当院で導入しております最新の半導体レーザー機を使用した、新しい腫瘍の治療について紹介いたします。

今回の子は、
以前に、口腔内腫瘍にて当院で手術。病理検査で悪性黒色腫(メラノーマ)という診断が出ました。
口腔内の悪性黒色腫は、悪性度、転移率、再発率の非常に高い腫瘍であり、抗がん剤もほとんど効果がないことを飼い主様に十分に説明をし、再発・転移時の治療はその時の状況を見て相談しましょうという事になっていました。

それから半年後、腫瘍が再発し、表面から出血しているので切除して欲しいという事で来院されました。
元気や食欲はまだあるのですが、かなり腫瘍自体が大きく、このまま放置すると、咽喉頭部 を塞いでしまい、
呼吸困難に陥る可能性が高いため、手術に向けての検査を行いました。

検査の結果、貧血と肺への転移が見られたため、今後の方針について飼い主様と話し合いをしました。

飼い主様の要望としては、
・最後まで苦しまないように過ごして欲しい
・麻酔や手術のリスクは出来るだけ低くしたい
という事でした。


通常の腫瘍摘出手術を行うと、
・麻酔時間が長くなる
・多くの出血が予想される(非常に血管に富んだ腫瘍であるため) 

為、当院で提示した治療法は、
『広拡散プローブを使用した腫瘍凝固術』
という、新しい治療方法です。
 

腫瘍には、多くの血管が入り込んでおり、その血管から栄養を得ることでどんどん大きくなっていきます。
この方法は、特殊な機器を用いて腫瘍へ入り込んでいる血管を凝固(壊死)させる事で、腫瘍への栄養供給を断ち、腫瘍を脱落させるという治療なのです。


長所として、
・手術時間が短い(全身麻酔による体の負担を軽減できる)
・出血がほとんどない

と、まさに今回の飼い主様のニーズに合った方法です。


短所としては、
・腫瘍細胞の一部が壊死してしまう為、脈管(血管やリンパ管)への転移の有無が判断できない

つまり、手術しにくいような場所や大きすぎて手術で全てを切除しきれないような腫瘍、既に転移している事が
分かっている場合など、腫瘍の容積を小さくすることで
生活の質を上げるという目的で実施します。


では、実際の手術の画像です(結構生々しいですので心臓の弱い方はお控え下さい)。 



まずは、処置前の写真です
処置前A
右上顎歯肉から口唇部にかけて、大きな腫瘍があり、表面からは
じわじわとした出血が見られます


次は処置中の動画です


腫瘍と正常組織の境目に特殊な機器を刺しながらレーザーを照射しています。
様々な方向から計12回行いました。
1回の処置が2分程ですので、合計約30分で終わります。



処置直後です。
処置後
分かりにくいですが、腫瘍と唇の境目あたりが白っぽく変色しています。
この時点で表面からの出血は止まっています





そして、手術から5日後
5日後
腫瘍は完全に脱落しています。
この状態では、口内炎のような炎症が残っているのですが、2~3日で治まってきます。
もちろん元気も食欲もあるとの事です。



今回の子は、既に肺への転移が見られ、根治的な治療を行うことは不可能ですが、
ストレスを感じずご飯を食べられるなど、少しでも快適に日常生活を送るためには、
十分な効果が期待
できます。

手術はしたいけど、持病や高齢などの理由で、迷っておられる方は一度
当院へご相談下さい。

この他にも、体への負担の少ない新しい腫瘍治療(諸事情により公表はできません)もご紹介
出来るかもしれません。

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こんにちはヽ(^0^)ノ

天気予報の『今年一番の寒波襲来』という言葉を、いい加減信用できなくなってきた院長です。
しかし、立春も過ぎ、三寒四温ながらも少しずつ春に近づいてきているのでしょうね。 

さて、本日は、中高齢のワンちゃんやネコちゃんを飼っておられる飼い主様からよく相談される、
【お口の汚れと口臭】に関してです。


まず最初に、ワンちゃんやネコちゃんの歯が茶色くなっている場合、多くの場合は
『虫歯』ではなく『歯石』です。


ワンちゃんやネコちゃんで『虫歯』を見ることは滅多にありません。 
口腔内のPHがアルカリ性(虫歯菌は酸性で増殖)、唾液中にデンプンを糖に変える酵素(アミラーゼ)が少ない、
など、虫歯になりにくい様々な要因があるのです。

虫歯にならないのであれば『お口のトラブル』もないのでは??
と、思いがちですが、やっかいなのが先ほど挙げました【歯石】です。

【歯石】は、食べ物のカスとばい菌(細菌)の塊であり、放っておくと、
・歯周病
・口臭
・心臓病

などの原因となり、痛みでごはんが食べられなくなったり、最悪の場合、死に至ることもあるのです。


そこで大切なのが日々の歯磨きです。
しかし、人間と違い動物の場合はなかなか歯磨きもさせてくれない子が多いですよね。
そんな子達には、口の中にスプレーするだけで歯石の予防になるタイプなどをおすすめしています。


それでも歯石が付着してしまった場合、全身麻酔をかけて超音波スケーラーという特殊な機械(歯医者さんで『キィィーン』と鳴っているアレです)を使用し、歯の表面に付着した歯石を取ってしまう必要があります。

一般的な歯科処置としては、超音波スケーラーを用いた歯石除去で終了なのですが、当院で行っている歯科処置はそこで終わりません。

1.超音波スケーラーを用いて歯の表面の歯石を除去

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2.超音波スケーラーで目に見えないほどの細かな傷がついた歯の表面をツルツルにする
→ポリッシングと言います。この処置をする事で新たな歯石が付きにくいようにする大切な処置です。
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3.歯周ポケット内殺菌及び蒸散
→半導体レーザーと呼ばれる装置を用いて、超音波スケーラーでは届きにくい歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)内を殺菌する事で、歯周病による痛みを軽減します。さらに、『蒸散』という手技を行う事で、歯周ポケットを埋めていき、歯周ポケットに溜まる歯石を減らします。
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模式図

 
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実際に処置しているところ




実際にこの3つの手順をで歯科処置を行った飼い主様からは、

『以前に行った歯石除去よりも格段に歯石がつく量が減った』
『口臭がなくなって今まで以上にスキンシップを取れるようになった』 
と、いうような喜びの声を頂いております。


もちろん、このような処置をしっかり行っても、処置後のケア(歯磨きやスプレーなど)を行わなければ歯石はついてきますのでご注意くださいね。

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こんにちは。
大津市のみらい動物病院です。

この所忙しく、なかなかブログが更新できず申し訳ありません。
本日は、お知らせをいくつか。

〇年末年始休診のお知らせ 
ホームページでは既に告知しておりますが、年末年始は、
12月31日(水)~1月4日(日)の間は、完全休診になります。
ペットホテルやトリミングも受け付けておりませんのでご了承下さい。

緊急時は、診療は出来ませんが電話でのアドバイスは出来る場合がありますので、
留守電にメッセージと電話番号の吹込みをお願い致します(当院患者様限定)。 


〇ネットショップオープン(予定)のお知らせ
当院で使用しておりますスキンケア用品や、ToeGripsなどの介護用品を、ネットでも販売して欲しいという
声が多く寄せられましたので、ネットショップを作製しました。
当院で使用したり患者様からおすすめ頂いた物だけを 厳選しておりますので、他のネットショップではなかなか手に入らないものをご用意しております。
医薬品などの販売は薬事法上診療なしでは行えませんのでご了承下さい。

12月15日(月)
仮オープンしました!
コチラ 


〇新世代半導体レーザー正式導入のお知らせ
10月に試験導入いたしました、新世代半導体レーザーを正式に導入いたしました。
椎間板ヘルニア・口内炎などの疼痛緩和、無麻酔でのイボ蒸散、糸を使わない手術、そして、手術困難な『がん』に対する新しい治療など、選択の幅が広がる最新機器です。
こちらもホームページにて専用ページを作成中ですのでお楽しみに!



〇看板猫が増えるかも・・・?のお知らせ

お知らせするほどでもないのですが・・・(笑)

1ヶ月ほど前、交通事にあった野良猫の子猫ちゃんが、夜間緊急搬送されてきました。
頭を打っていたようで、痙攣や旋回運動(まっすぐ歩けずグルグル回る)、斜頚(頭が傾いてしまう)などの、
脳神経異常があり、自力でご飯を食べる事も出来ず、1日6回以上強制的に食事を食べさせていました。

脳経障害は、現在の医療では基本的に治すことは出来ず(一部の疾患では、再生医療により改善することがあります)薬を使って症状を抑えていくという方法がとられます。

しかし、まだ若いため、長期にわたり薬を使用することに抵抗があった為、色々調べた結果、あるサプリメントに出会いました。

「神経障害や痴呆などの場合98%の確率で改善がみられた」
という、何とも怪しい説明に、ダメ元と思いながら使用すると、どんどん調子が良くなり、発作も起きず自力で食事をとれる所まで改善しました。

そのサプリメントが効いたのかは未だに半信半疑ですが、もう少し続けるつもりです。

と、いうわけで、『シロ』が、当院の新しい仲間として加わりました。
ミーちゃんのように病院内を自由奔放に駆け回ってはないですが、宜しくお願い致します。

  
保護当初のシロ

   
保護から1ヵ月後のシロ


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こんにちは。
大津市のみらい動物病院です。

さて、ペットも高齢化が進み様々な面で、人と同様に介護が必要なケースが増えています。
その中でも関節疾患による足腰の衰えや、椎間板ヘルニアによる後ろ足の麻痺、股関節や膝の脱臼などは、日常生活を送るだけでも非常に不自由することが多いのです。


当院でも、

『なるべく足腰に負担をかけずに生活させてあげる方法はありませんか?』

と、よく質問を受けるのですが、床を滑りにくい材質にする、立ち上がる時に補助をしてあげる
と、いうような、一般的な回答しか出来ませんでした。


しかし、今回当院が西日本で初めて取り扱いを始めたToeGripsというグッズは、画期的です。
TOE
 
爪にはめるだけの簡単装着なのですが、フローリングなどでも驚くほど滑らないので、ワンちゃんも非常に快適に過ごすことが出来ます!

百聞は一見に如かず、次の動画をご覧下さい。 
  

このように、ToeGripsを装着するだけで、快適な生活を送ることが出来るのです。


ワンちゃんの大きさによってサイズが異なりますので、爪の外周を測ってください。
測定方法動画
↓↓↓
  
大きさを測るポイントは、
・爪の中央部で測る(先端でも根元でもなく中央です) 
・3本の爪の外周を測り、その平均値のサイズを選ぶ

という事です。


では、実際に私も使用してみました。
セントバーナードのバナちゃん10歳です。
大型犬の宿命である関節疾患がある為、4年ほど前から運動量がかなり落ちてきました。

ToeGrips装着前の動画
 
犬舎から出るのに躊躇い、また、犬舎から出た直後に滑るため、歩幅が小さくなっています。


では、ToeGrips装着後の動画です。
 
躊躇なく犬舎から出てきます。
滑りもない為、歩幅も大きく顔も嬉しそうですよね(笑)?

 

院長が飼っている11歳のゴールデンレトリバーも着けています。
股関節が悪くなってきて、立ち上がる時や止まる時に滑ってしまうため、
最近は大好きなボール遊びもしなくなっていました。

しかし、ToeGripsを着けてからは、そんなストレスもなくなったのか、ボールで遊ぼう!
と、催促してくるようになりました。

現在、このグッズは入手困難となっている為、店頭販売のみとなっております。
通販をご希望の方は、2~3週間お待ちいただく事となりますので御了承下さい。

通販での取り扱い可能となりました。
納期やサイズに関してはお問い合わせ願います。

コチラから

 
 
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こんにちは。
大津市のみらい動物病院です。

今回は、10月17日より当院に試験導入される、新世代半導体レーザーについてお話します。
以下の本文をお読みいただき、新世代半導体レーザーの使用をご希望の方は、お早めにご連絡ください。



この新世代半導体レーザーですが、出来る事は沢山あります。
最大の特徴としましては、『動物への負担の軽減』『治療方法の選択肢が増す』 という事です。

では、具体的に何ができるのでしょうか?


・ ロータリーハンドピースを用いた疼痛緩和
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椎間板ヘルニアや関節疾患など、痛みを伴う疾患に対し、効率よくレーザー照射を行うことで、
消炎・鎮痛作用が得られます。
高齢で手術を躊躇する、手術後のリハビリや早期治癒に効果を発揮します。 



・無麻酔でのイボ蒸散システム
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加齢とともに見られる良性腫瘍(イボ)は、手術で切除しても繰り返し出てくることが非常に多いです。
その都度、全身麻酔をかけて切除するのも1つの方法ですが、高齢であったり心臓病などの持病を持っている
場合
は、全身麻酔を何度もかけるわけにはいきません。
良性腫瘍とは言えども、放っておけば破裂をしてしまい、動物の生活の質を落とすことになります。

半導体レーザーを用いれば、痛みを最小限に抑え、手術時間も非常に短い為、無麻酔での処置が可能となります(性格によっては麻酔が必要な場合もあります)。


・腫瘍のレーザー局所凝固術
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口腔内や尾など、完全に切除することが困難であったり、完全切除を行うと傷口が広範囲になる為、皮膚をくっつけることが難しい場所の手術に用います。

腫瘍に専用のピース(太めの針のようなもの)を刺し込み、レーザー照射することで、腫瘍部分のみを壊死・脱落させるというものです。
全身麻酔は必要となりますが、手術時間の短縮や、手術が出来なかった場所の手術が可能となります。


・無麻酔での歯周病治療
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猫ちゃんの口内炎や歯石による歯周病にレーザー照射を行う事で、痛みや腫れを抑えることができます。
歯石を除去するには全身麻酔が必要ですが、歯石除去処置後にそのままレーザー照射を行う事で、その後の経過が非常に良好となります。
また歯周ポケットにレーザー照射を当てることで殺菌作用や歯周ポケットの消失という効果も期待出来ます。


・糸を残さない・出血や痛みの少ない外科手術
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もともと獣医療では、レーザーは外科手術を安全に行うためにレーザーが使われていました。
もちろん、この新世代半導体レーザーも、外科手術にも使用します。
ただ、使用するだけではありません。正常組織への影響を最小限に抑えている為、痛みが少なく、また、傷の治りも早くなります。

更に、今までは血管を結ぶ為には糸を使っていましたが、いを使わずに血管を結ぶ事も可能なため、体内に異物を残す必要もありません(かなり太い血管には糸も使います)。



この他にも、緑内障の眼圧を下げるなど、新世代半導体レーザーは、従来の外科手術をより安全に行うことが出来るだけではなく、様々な治療に応用できます。

ご利用いただき易いように、費用も最大限努力させていただいています(無麻酔イボ取り1000円~)。

動物の負担を極力抑えた処置・手術をご希望の方は、一度ご相談下さい。

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こんにちは。
大津市のみらい動物病院です。

昨日・今日と少し過ごしやすい気候になってきましたね。
夏場だけだと思われがちなマダニ寄生ですが、実はピークは9月~10月です。

ノミ・マダニ予防の出来る美味しいおやつタイプのお薬も導入しましたので、しっかり予防をしてあげて下さいね。
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ちなみにこのお薬、
『ごちそうさま保証』
goti
というものをやっておりまして、

『飲まない』
『飲んだ直後に吐いた』


という場合、従来のノミ・マダニのお薬であるスポットタイプに無償で交換してもらえます!

◎シャンプーを月に2回以上行う

◎皮膚が敏感なのでスポットタイプを付けるとかぶれてしまう


という子には、飲むタイプのノミ・マダニ予防薬をおすすめしております。
お気軽にご相談くださいね。

9月は、滋賀県動物愛護フェスティバル開催の為、それに伴う会議などで休診日が増えております。
予めご確認、お願い致します。 
9月休診
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みらい動物病院は、病気の治療・予防だけでなく、 ペットが日々健康に暮らせるための食事指導やしつけ・マナー、お手入れ方法の指導、動物を通じての子供教育など、ペットとペットオーナーそして地域の方々と共に、ペットと暮らしやすい大津市のみらい(未来)を作っていきたいと考えます。

アットホームで話しやすい、ペットオーナー様が参加出来る、オープンな診療を心掛けております。どんな事でもお気軽にご相談下さい。

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休診日;木曜日、日・祝午後
診察時間:午前9時~12時 午後4時~7時30分
夜間・緊急は随時受付

こんにちはヽ(^0^)ノ

夏ですね!
でも、最近は梅雨ですね!

もうすぐ楽しいお盆休み~♪

ですが・・・

当院は、お盆も休まず頑張っております!
もしもの時は、ご利用くださいね。

診療時間が変則的になっておりますので、ご確認ください。
2014お盆
 
それでは、楽しいお盆休みを(^-^)/

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